いつでもさっと手が伸びる―辞書引きの習慣は生涯の財産

小学英語で小文字を書き馴れるようになると、辞書引きを始めます。

まずなるべく大きな書店に行って、中学生用の辞書売場で、自分が気に入った辞書を選びます。

小さな事のようですが、自分で売り場まで行って、たくさんある辞書を自分の目で見て、手に取って、いいと思ったものを選び取ることが、最初の段階として大切なのです。

レッスンを進めていく中で、仲間の辞書の引き具合を知ったり、見出しの見やすさを比べたりして、自分に合った問題集や参考書を選び使いこなしていく力が培われていきます。

それには他人が選んだものではダメで、なんとなくでも自分がいいと思ったものでなくては、どこかに受け身の気持が残って実感が持てないのです。

自分で選んだものなら、どんな辞書でも、私は、「良いのを選んできたね」とほめます。

内心、「え!?こんなに分厚くて難しいのでも大丈夫?」と思うぐらいの辞書を持ってくる生徒もいますが、本人の意欲の表れなので、そのうち楽々と使いこなしていきます。

今まで辞書引きに興味を示さなかった生徒はいません。小学3年でも、辞書をひいて単語帳に書き込み、辞書には引いた単語を書きだした付箋を貼ります。

辞書の頭からびっしりと付箋が頭を出しているのが励みになるようで、課題などをちゃんとやらないために学校のテストの点数が上がらない生徒でも、わからない単語が出てくるとさっと辞書に手が伸びる光景は、ちょっと感動的でした。

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